フィッシングスクール グラント オヤジのつぶやき。

  

父親の愛情とは、優しさ。
その一言に、尽きると思う。

よく、男は大きさ、強さという人が多く、それも大事な事のひとつだが、真の優しさがあれば、そうした事もみんな含まれているのではないかと思う。

前にも書いたが、ちょっと身の不自由なお子さんを連れて、毎週、船で釣行される方が、お客様の中においでに成る。
いつも2人で同じような服装をして、お父さんはいつも船頭、子供は釣方。
そして、必ず何がしかの魚を釣らせ、帰っていかれる。

これだけの事で、誰にでもできることのように思われるが、なかなかそうはいかない。
まず、先ほども書いたが、おそろいの服装の意味あいは、
”いつもおまえ（子供）と一つなんだよ。
お父さんは何があっても、いつもおまえのそばにいるよ”
という、心の表れを、さりげなく形にしたものだと思う。
また、毎週釣行するには、諸々の用事や自分のしたい事を、概ね控えて、子供に合わせる。
暴飲暴食を控え、時間的な調整をし、全てに気を遣い、子供の為に時間を費やす。
それも、一緒にいて心底楽しくなければ、意味がない。

平凡な事を続ける事が、非凡の事。
それは、深い愛情と、しっかりした実行力がなければ、できる事ではない。
父親の愛情とは、そこはかとした大きな優しさがみなぎってこそ。
大きくて強くて優しくて、家族に愛される。
そんなものを持ち合わせた男が、本当の父親だと思う。

前記したように、このお父さんからいつもそんなものを感じる。
自分(おっちゃん)と見比べて、ちょっとはずかしい思いがする。
いつも、温かいものを感じさせてもらって、とても良い気持ちにさせてもらっている。
人がその立場、立場で最善を尽くす事は、他をも幸せな気持ちにさせるものだ、と、しみじみ思う。

目立つ、大それた事が男の生きがい、ではないような気がする。
政務次官になっても、夫婦そろって逮捕では、たとえ立場が立派に見えても、中身はクズ。
ましてや、そのクズを利用した己の利益に恐々としている政治家。
また、それを道具や駆け引きに、日夜血眼になっているやからも、クズの一人かと思う。
前記した父親のように、真に国民(子供)のことを思う親(政治家、役人)は、いないものか？
クズの先生方、少しは見習ってもらいたいものだ！！

それでは、又･･･。

昨日の釣果
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カブ島入口で、メジナ30cmクラス　10枚程度。
道寸下で、そこそこサイズ数枚。
シーボニアで、黒鯛、カイズ、超大型ボラ　好釣。
その他は、やはり予想通り、地震のあと、おしなべて不釣。